早産で生まれた赤ちゃんとご家族への支援活動

どんな状態で生まれても
成長する力を育める

早産で生まれた赤ちゃんとご家族への支援活動

日本

日本では、約20人に1人が早産で生まれます。しかし、早産児の成長や必要なケア、ご家族が抱える悩みについて、社会ではまだあまり知られていません。

ピジョンでは、早産で生まれた赤ちゃん、低体重で生まれた赤ちゃんなど、専門的なケアが必要な赤ちゃんとご家族を支援する「ちいさな産声サポートプロジェクト」を行っています。本プロジェクトを通じて、早産で生まれた赤ちゃんについて知ってもらい、それぞれの赤ちゃんに合ったペースでの成長をみんなで支えられる社会を目指しています。

早産について知り、参加者とともに考えてもらう取り組み

ピジョンは、11月17日の『世界早産児デー』にあわせ、2023年11月16日(木)17日(金)に「#ちいさな産声サポートプロジェクト展」を開催しました。

このイベントは、早産について知り、ともに考えてもらうことで、その子に合ったペースでの成長をみんなで支えられる社会にしたいという想いから、開催しました。

イベントでは、小さく早く生まれた赤ちゃんについて写真展や等身大の赤ちゃん人形で『知る』ことができるコーナーの他、実際にNICUにある保育器を用いてお世話を『体験』するコーナー、チャリティに『参加』するコーナーなど様々なコンテンツを準備し、2日間で合計約700名の方にご来場いただきました。来場者からは「こんなに小さいんですね」と驚きの声や、当事者ご家族からは「早産児について知ることができるイベントがあってとてもいいと思いました。当事者でなくても早産児に関する知識はあってほしいと思います。」等のコメントが寄せられました。

また、日本NICU家族会機構(JOIN)との共同アンケートでは、早産児ご家族の不安や悩み、求める制度や支援の内容を明らかにしました。

今後も、ピジョンはイベントのみならず、様々な形で、早産児やそのご家族への理解が広がるきっかけを世の中に提供していきたいと思っています。

関連リンク


2024.04